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まだまだ、初心者の域を出ない私ですが、デジスコの撮影方法について、これまでわかったことや気がついたことをまとめてみました。
1.まずは、失敗を恐れず
まずはじめに、初めてデジスコをやってみるという人に、お勧めなのは、身近な川や公園にいるカルガモやサギのような水鳥を撮影してみることだと思います。
ここはと思ったところ一カ所を決めましょう。私の場合だと理窓会記念自然公園になりますが、マイフィールドといえるようなところを決めて、そこで同じ被写体をいろいろな条件で試してみることです。
デジカメのズーム倍率を変えて、広角側で水鳥の全身を入れた構図、望遠側でバストアップや頭部のドアップを撮ってみたり、近くの鳥、遠くにいる鳥といったように被写体を変えながら、同じシーンを何枚も撮影してみましょう。
何枚でも気にせず撮影できるのがデジカメのいいところです。
撮った写真をパソコンに取り込んで見ましょう。おそらく最初の頃は、ピンぼけや被写体ブレの写真のオンパレードかもしれません。
でも、何度か撮影していくと段々ときれいに撮れた写真が多くなってきます。
自分が撮った写真を調べていくと、成功率が高い撮影条件、逆に失敗しやすい撮影条件がわかってきます。
失敗画像の撮影条件をよく調べると、自分のデジスコシステムの問題点やその改善のヒントも見えてきます。
2.三脚のセットとフィールドスコープのバランスに気をつけよう
また、三脚の高さや雲台やバランスプレートの有無も比較して撮影してみてください。なぜかというと、結果がぜんぜん違うからです。
三脚のエレベータは延ばさないで使うこと、三段の三脚なら一番細い脚は伸ばさず、二段で使いましょう。
デジスコは2,000mmから3,000mmという超望遠撮影です。スコープが少しでもブレてしまうと写真はブレたものになってしまいます。
私は、小さな折りたたみ式の椅子を用意してこれに腰掛けて撮影しています。三脚を低くすることで重心が低くなりますから機材のブレを防ぐことができます。
ただし、三脚を低くするとどうしてもしゃがんで撮影しなければなりませんの疲れてしまいます。そこで、椅子に腰掛けることにより楽な姿勢で撮影することができます。リラックスして撮影することも、デジスコでは重要だと思います。
もともとカメラをつけて使うことは考慮していませんので、フィールドスコープの三脚穴の位置で三脚にセットすると、どうしても重心が後ろ側によってしまいます。そこでバランスプレートを使って、ちょうど重心が三脚の中心に来るようにセットします。
これで、スコープを被写体に向けて動かしても、ピタッととまります。
3.うすぐもりの日がベスト
通常の写真撮影でもいえることなのですが、デジスコでの撮影は順光で撮りましょう。すなわち、太陽を背にして太陽が被写体を照らしている方向から撮りましょう。
ただ、天気が良すぎると太陽の光により被写体のコントラストがきつくなったり、日向と日陰の部分ができたりしてきれいに撮れなかったりしたことがあります(たぶんに私の腕が悪いということが考えられますが....)。うっすらと光が射すようなうすぐもりの日のほうがきれいに撮れると感じています。
4.露出補正
真っ白なサギをオートで撮影すると、白い部分がつぶれてしてしまう「白飛び」を起こしてしまいます。
左の写真は、太陽が当たっている明るい部分が白飛びしています。
これはデジカメが画像全体の光量を平均化して適正な露出を自動的に決めてしまうことにより、サギのような真っ白な被写体と背景とでは、サギの露出が適正値よりも明るいもの、いわゆる露出オーバーになってしまうことが原因です。
このため、サギのような白い被写体のものを撮る場合、デジカメの露出補正機能を使って、-0.6〜-2.0の間でマイナス補正し、白飛びしない程度に「暗く」する必要があります。
最適な補正値は天候、空か木かなど背景とのバランスによっても異なるので、その都度、撮影したらデジカメを再生モードにして、拡大して白い部分が飛んでいないかを確認し最適な露出補正値を探す必要があります。デジカメの操作に慣れれば露出補正〜撮影〜再生確認がスムーズにできるようになります。
私のデジカメはクールピクスのE5200ですが、野鳥の色に関係なく、露出補正は-0.7を基準に撮影しています。これで撮影してモニタで確認して調整しています。
5.動き回る野鳥を撮って撮影技術を磨きましょう
じっとしている水鳥で基本的な撮影方法を身につけたら、動いている水鳥を追いかけてみましょう。
デジスコは、超望遠ですので画角が非常に狭く、動いている水鳥を追いかけるのは大変です。そこで、便利なものがありますので紹介しておきましょう。それは、照準器をつけることです。餌を求めて歩き回るサギを観察していると、餌に狙いを定めたり、警戒すると一瞬、動きが止まります。
スコープで動きを追い続け、その時を見計らって速やかにピント合わせが出きるようになれば、魚を捕って飲み込む瞬間や、飛び立つ瞬間を撮影できるようになります。
忙しく泳ぎ回るカイツブリも、はじめは追いかけるのがやっとだと思いますが、慣れてくればスコープのピント合わせも同時にできるようになります。
うまくいけばサギが飛び立つところを撮影できたりするでしょう(私はまだ、撮れていませんが...^_^))。
動き回る相手では被写体ブレで成功率も低くなりますので、デジタルカメラの連射機能をフルに使いましょう。私は、いつもメモリカードが一杯になるまで数多く撮っています。
数打てばあたる方式で、たくさん撮った中にはまともに写っているものがあるだろうと、気楽に考えて撮影しています。ただ、いつも写真の整理するのに苦労してますが...
連写をするとメモリーカードには同じ構図の写真がたくさんある状態になります。その中から等倍で表示し、一番鮮明に写っているものを残すようにしています。
最初の頃は、200枚とってまともな写真が5枚だけなんていうこともありました。
最近は、撮影してその場で再生し、明らかに失敗と思われるものは即削除していることもあり、パソコンをみてからガッカリすることは少なくなってきました。
また、連写することにより、機材ブレがあった場合にも、真ん中あたりではブレがおさまっているということもありますので、有効だと思います。
6.カワセミの撮影
デジスコを始めると、どうしても水辺の宝石と言われるカワセミを撮影したくなりますよね。私も、カワセミを撮りたくてデジスコを始めた一人ですから気持ちが良くわかります。
カワセミを見た瞬間に、もう舞い上がってしまって...夢中でシャッターを切ったのはいいが、家に帰ってパソコンのモニタを見て、がっかりなんていうことがよくあります。
暗いところにもかかわらず、大きく撮りたい一心で目一杯ズームしたので、ブレブレで写真ばっかりということがあります。
カワセミを上手に撮るには、
(1) 大きく撮りたいのを我慢して、引き気味の方がシャッタースピードを上げられますので、振動による影響などが少なくなりますので、できるだけ引き気味で撮ってみてから、まだカワセミが飛んでいかないようだったら、ズームして撮影する。最初から欲張らないこと!
(2) 設定はカメラによって違いますが、露出補正はマイナス補正が基本です!
せっかくカワセミが飛んできたのに、椅子から立ち上がったために、すぐに飛んでいってしまったことがありました。それ以降、私はカワセミが視界に入っているときは極力動かないようにしています。できれば、木の陰などで姿が隠せればベストですね。
次に、「捜し歩く」のと「定点観察」でどちらがいいかと言うことなのですが、私は、最初は定点観測することをお奨めします。一箇所で粘っていると、カワセミがどんなところに止まるかがわかってきます。そこでたくさん写すことによってその場所での撮影での撮影条件もわかってきます。また、捜し歩いているともといたところにカワセミが飛んできたなんていうことがよくあります。
撮影に慣れてくれば、デジスコを担いでカワセミが飛んできそうなところで待ち伏せして、アップ写真を狙いましょう。
遠くのものを大きく撮れるデジスコですが、近くのカワセミをズームなしで撮ったものと遠くのカワセミをズームして撮ったものを比べてみると、同じ大きさに写ったカワセミでも断然、近くのカワセミを写した場合の方が解像度が高いです。
近づきすぎることは、他の写真をとっている人の迷惑ともなりますので控えるべきですが、近くにカワセミが止まってくれたときには、シャッターチャンスを逃さないよう普段から準備しておきましょうね。
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