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利根運河の観察ポイント

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私のメインフィールドである利根運河およびその周辺を中心の野鳥観察ポイント紹介します。
利根運河は、野田市と流山市の間を流れており、江戸川と利根川を結び全長8.5キロもあります。遊歩道やサイクリングロードがあり、運河沿いを歩けば、野鳥を見ることができます。
野鳥の種類については、今までに私が見たことがある野鳥の名前を書いています。
当然、私が見つけることができていない野鳥がいるはずです。まだ見たことがない鳥を見かけ次第追加していきたいと思います。
江戸川〜流山街道
■江戸川付近
まず江戸川から流山街道までですが、江戸川に近いところでは、ゴイサギの幼鳥のホシゴイが見られます。不思議なことにホシゴイは江戸川近くの木に集中しているようです。他の場所ではほとんど見ることはありません。2006年には多くのホシゴイを見ることができたのですが、最近はあまり見かけなくなりました。
カワセミは、この辺りではあまり見かけません。ここでのカワセミ遭遇確率は低そうです。
■新川耕地
利根運河の南側には、広大な水田地帯である新川耕地が広がります。新川耕地は、万葉集にも詠われたほどの歴史ある農地で、オオタカなどの猛禽類が確認されている自然の宝庫です。利根運河から流山市にある東葛病院の辺りまで、流山インターチェンジを囲むようにして南北に緑の大回廊を形成しています。
4月にはムナグロ、5月にはアマサギを見ることができます。11月下旬頃には、タゲリやケリを見ることができます。
どこかにコミミズクもいるようです。一度だけ撮影することができました。
ノスリ、オオタカ、チョウゲンボウといった猛禽類もいます。
■におどり公園
におどり公園は、利根運河沿いに作られた公園で、桜の木がたくさん植えられており、春には多くの人で賑います。
ここには、メジロとヒヨドリが多くいます。その他モズ、シジュウカラを見ることができます。
桜の季節に、桜とメジロを撮影するため、ここに行きます。ただ、メジロが頻繁に動くため、写真を撮るのは難しいです。
におどり公園の近くの仲人橋のそばにある青いパイプ?のところにはときどきカワウ、ダイサギがとまっています。
におどり公園側の運河沿いにはサイクリングロードになっており、サイクリングや散歩を楽しむ人が多いです。
このエリアの野田市側は、遊歩道が整備されておらず、車もよく通りますので注意が必要です。
におどり公園付近の運河にはところどころ木が生えています。ここに、アオサギやダイサギ、コサギがよく止まっています。
運河の水面を滑空するカワセミが時々、羽を休めたり、えさを捕食するため木に止まることもあります。
木の奥の方に止まることが多いので見つけるのに苦労しますが、チィチィという鳴き声とともにカワセミが飛んできます。鳴き声に注意しながら運河沿いで待っていると、見つけやすいかもしれません。
ここでカワセミを観察するためには、野田市側からのほうが見やすいかもしれません。
道路と運河の間の斜面の中間に舗装されていない通路?というか一部平坦になったところがあります。ところどころ歩きにくいところがありますが、車を気にせず観察できます。ただ雑草が生えていますので、草を刈っていないときは歩けませんね。
葦原の中にはキジが隠れています。仲人橋で写真を撮っていたとき、下の葦原でガサガサと何か動くものの気配がして、狸か鼬でもいるのかと思っていると番のキジがいました。
理窓会記念自然公園と運河一帯にかけてキジが数羽いるようで、あちらこちらと移動しているようです。「ケーン、ケーン」という特徴のある鳴き声が聞こえたら、近くにキジがいます。探してみてください。

■西深井第一排水樋管
このエリアのちょうど中間地点あたり運河水辺公園の西側に西深井第一排水樋管があります。ここは展望回廊になっていて、利根運河を見渡せます。この近くの木の頂で鳴いているオオヨシキリを観察するには絶好です。しかし、老朽化のため、現在は立ち入り禁止になっています。早く修復してほしいですね。
アオサギ、ダイサギ、コサギは、よく見かけます。葦原には、ホオジロ、オオジュリンがいます。初夏には、木の頂きでオオヨシキリが独特の声で鳴いています。ヒヨドリもよく見かけます。
ところどころにあるコンクリート護岸のところには、ハクセキレイがチョンチョンと跳ねています。
注意してみていると、カワセミがちょこんと止まっているときがあります。

■運河水辺公園
水辺公園には、カルガモ、マガモ、アヒルがたくさん集まっています。コサギもよくやってきます。一度だけカワセミが飛んでいくのを見ました。
ここは、桜の木があるため春には花見をする人たちがたくさん集まります。当然、この時期は野鳥たちもどこかに移動してしまいます。
ただ、ヒヨドリやメジロは桜の花の蜜を食べにやってきます。 仲人橋から流山街道(東武野田線運河駅がある)までは、運河の両側には遊歩道がありますので、運河沿いを往復して散策するには、ちょうどいい距離かもしれません。

仲人橋

西深井第一排水樋管

運河水辺公園

におどり公園
流山街道〜国道16号線
流山街道と国道16号線の間の運河の両側はサイクリングロードとなっています。南側は未舗装のところが多いです。
流山街道を越えてすぐのところに、コンクリート護岸があって、下に降りることができるところがあります。
ここで運河を観察していると、時々、カワセミが飛んでくることがあります。

■理窓会記念自然公園
このエリアの中間あたりに理窓会記念自然公園があります。
理窓会記念自然公園は、東京理科大のキャンパスに隣接する自然公園です。公園内には、ひょうたん池、白鳥の池、蓮池、白鷺の池と名前が付けられた池があります。
■白鷺の池
白鷺の池は水の部分が少なく葦が生い茂っており、どちらかというと湿地という感じだったのですが、2005年5月には全体に水がいきわたり、カワセミが頻繁に飛び交うようになりました。カルガモ、カイツブリ、バンといった水鳥もいます。9月になるとガマの穂が散って水面を覆ってしまいます。こうなってしまうと水面が見難くなり、魚が捕らえにくくなるせいか、カワセミがパッタリ来なくなります。
白鷺の池は、定期的に水を抜いたり入れたりしているのかも知れませんね。
■白鳥の池
白鳥の池は周りが桜の木などで囲まれており、公園の中にある池で一番大きな池です。大変雰囲気の良い池で、白鳥が三羽飼われており、人がいると餌をもらえると思って寄ってきます。カワセミも頻繁に飛んできて、フェンスの部分によくとまります。1時間くらい粘っていれば、1度くらいはカワセミを見ることができると思います。写真を撮るには距離がありますので、あまり撮影向きではないかもしれません。
他に、カルガモ、カイツブリ、バンといった水鳥がいます。周りの木には、シジュウカラ、モズ、オナガ、ヒヨドリ、アオサギ、ダイサギ、コサギなどがいます。 また、都市公園にある池のように池に止まり木があるわけではありませんので、気に入った構図の写真が撮れることは少ないかもしれません。
■蓮池
蓮池は、夏の間きれいな蓮の花が咲いています。蓮の花を撮影している人を見かけます。こちらでも、サギ類やカルガモの姿が見れます。カワセミも時々飛んできます。カワセミが来た場合には、いい写真が撮れそうです。
蓮池でカワセミを撮るのは8月中旬くらいまでがお勧めです。これ以降は、蓮が伸びすぎてカワセミを見つけるのが大変です。
9月下旬になると、蓮が枯れ始め、またカワセミを見つけやすくなります。
■ひょうたん池
カワセミの写真を撮るならひょうたん池の方が、近くで撮れる確率が高くおすすめだったのですが、2004年夏の雨不足により池の水が枯れてしまいました。その後の台風による雨のおかげで水は元通りに戻りましたが、魚も死んでしまったためカワセミが飛んでくる度合いが極端に減ってしまいました。
ひょうたん池にはきれいな止まり木があり、ここにとまってくれればいい写真が撮れますが、周りに睡蓮が咲いているため、カワセミがとまっているところは見たことがありませんでした。コサギがとまっているところを見たことがあります。
先ほども説明したように2004年の夏、雨不足のためひょうたん池の水が枯れたとき、このとき睡蓮も枯れてしまいました。水は10月の台風で元に戻り、止まり木の周りには睡蓮がありませんので、カワセミがとまるようになりました。しかし、餌となる魚がいないため、30秒から1分くらいで飛んでいってしまいます。
2005年9月現在では、睡蓮も元通り池の西側半分を覆っており、カワセミは止まり木には止まらなくなりました。代わりに、カワウがとまっていることがあります。
池の周りには林があり、こちらは、ホオジロ、オオヨシキリ、コゲラ、カワラヒラ、シジュウカラ、ヒヨドリなどを見ることができます。
この公園は、近所の人たちの散歩コースになっているようで、散歩している人たちをよく見かけます。私がデジスコで写真を撮っていると、不思議そうに見ながら「それは何?」と聞かれます。最近は、デジスコで撮ったカワセミの写真をプリントして持ち歩き、これを見せて「こんな写真が撮れるんですよ。」と説明すると、皆さん「こんなに大きく撮れるの!!」と驚かれます。
2005年9月現在で、この池のカワセミ出現率は非常に悪いです。

ひょうたん池

蓮池のカワセミ

木の上にはモズがいます
国道16号線〜利根川
■利根川付近
利根運河の利根川に近いところは道路から離れているため、歩いていかなければいけませんが、車が通らないことから意外と多くの野鳥がいることに気がつきました。
利根川に近いところは、野鳥観察ポイントというより釣りのポイントとして有名なようです。
■運河水門
運河水門から利根川にかけては対岸までの距離が近いため対岸の木に止まった野鳥も大きく撮影できます。
ここでは、ジョウビタキ、キセキレイ、ホオジロ、カワセミ、モズ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオジ、ベニマシコといった鳥が観察できます。私はまだ見たことがありませんが、チョウゲンボウもいます。
近くにゴルフ場がありますが、ゴルフ場に沿って農耕地があります。上空にはノスリ、トビが飛んでいます。
国道16号線と県道7号線の間では、カワセミを見ることができます。座って待っていれば、目の前をカワセミが飛んでいきます。
■江川排水機場
江川排水機場には、コサギ、カワウが羽を休めています。江川排水機場をはさんで農耕地があり、ここでは、冬になると定期的に猛禽類の観測をされているグループがおられます。
上空をノスリが飛んでおり、時々、獲物を捕らえるため低空飛行します。あぜ道に低木があり、ここにノスリがとまっているところを撮影することができました。
この北側に小さな林があり、ここでエナガを見かけましたが、動きが早くデジスコで撮影ができませんでした。オオタカもいます。
バン、オオバン、マガモ、カルガモ等の水鳥もたくさんいます。ダイサギ、コサギもいますが、サギ類は、江戸川側に比べると数が少ないように思います。
国道16号線に近いところにある水路には、時々カワセミが飛んできます。運河に沿って繁っている木にもカワセミがとまっています。

運河水門

運河のカワセミ

ジョウビタキ

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