
| BIRDER(文一総合出版)の2004年7月号にカワセミの営巣についての記事があり、カワセミが巣を作る環境の条件として次の6つがあげられていました。 1.懸崖(切り立った崖)部があること 2.懸崖の土壌が粘土質で、石や木などの不純物が混入していないこと 3.懸崖部の壁は崩れていない新鮮な状態であること 4.河川の増水時に水没せず、天敵であるキツネ、イタチ、ヘビなどに襲撃されないこと 5.周辺には餌となる小魚等の水生動物が豊富な場所であること 6.子育て、安眠・休息できる茂みがあること この記事を読んで、来年になったらカワセミの巣を探してみようと思っていました。 そして今年、幸運にもカワセミの巣を見つけることができました。ちょうどカワセミが穴を掘るところを観察することができラッキーでした。そのとき撮影したのが下の写真です。
BIRDERの記事によれば巣穴は、内径約4.5〜5センチ、深さ50〜80センチくらいでやや上向きに掘られ産室は通路より少し広くなっているようです。 巣穴は、概ね1週間くらいかかって雄と雌が交互に掘ります。私が観察したところ、近くの枝に雄と雌がとまって周りを警戒しているような感じでした。しばらくすると、雄が穴に飛び込んで行き、しばらくすると飛び出してきました。何度か同じことを繰り返したあと、両方ともどこか飛んでいってしまいました。 最近、この巣穴周辺でカワセミを見かけなくなってしまいました。巣穴を放棄してしまったのではないかと、ちょっと心配しています。 雛が巣立ってその姿を見せてくれるのを楽しみにしているのですが... カワセミは同じ穴は二度と使わないそうで、今年掘った穴は今年で終わりなんですね。来年は、また新しい穴を掘るんですね。毎年、毎年ニューハウスに住むんだね。といってもカワセミの寿命って2年だそうで、来年はこのカワセミの子供たちが穴を掘るのかもしれません。 最近は土砂崩れ防止のため、全国的に護岸されることが多くなりカワセミの営巣には不適な状況になりつつあるそうす。それでも、心ある自治体では、カワセミが穴を掘れるような穴が開いたカワセミ護岸なるものも誕生したようです。利根川の一部にもこのカワセミ護岸があるそうです。 [ ホームに戻る ]
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